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![]() 一億三千万人のための小説教室 (岩波新書 新赤版 (786)) |
高橋源一郎さんといえば、テレビタレント、作家のあの方の元夫という位置づけで、
養育費を支払われているのだろうかということが気にはなるのですが、 やはりそこは小説家、作家。 この本自体が一つの小説のような語り口でするすると読めます。 取り上げられているサンプルのことばの一部も皆、興味深いものばかり。 タカハシ先生、さすがです。 小説を書こうと思ったことはないけど、書いてみようかなという気にもなりました。 もっと評価されてもいいのでは、高橋源一郎。 |
![]() さようなら、ギャングたち (講談社文芸文庫) |
ここに描かれるそれぞれの物語が有機的につながっている感はない。
むしろ、それぞれがそれぞれに突き放されている。 しかし、そこに「冷たさ」はない。 高橋源一郎が編む言葉の一つ一つが、彼の息づかいのようであり、また、登場人物が相手につける新たな「名前」であるかのように思える。 「いとおしさ」のようでもある。 ただ、僕は、この小説について、これ以上何かを分かったようなことを言う自信がない。 それは、この小説に超現実な世界が描かれているからではない。 作者が「完全犯罪」を行っているのではないか、という一片の疑いがあるからでもない。 理由すらも分からないのだ。 |
![]() ジョン・レノン対火星人 (講談社文芸文庫) |
年に何度でも読み返したいと思える小説は、そうあるものじゃない。今や惨憺たるおっさんの著者だけれど、この作品の輝きは永遠に消えない。解説もまた見事。 |
![]() つぐみ |
牧瀬里穂さん主演、原作はよしもとばななさんの初期のベストセラー「TUGUMI」です。これもDVDになっていません・・・。 海辺の小さな町の古い旅館が舞台です。 開発による旅館の閉鎖間際という最後の夏休みに、従姉妹(中嶋朋子)がつぐみの町に帰ってくるところから物語が始まります。 つぐみの恋人になるのは開発側の社長の息子(真田広之)。 病弱な暴君のつぐみが切れて障子をやぶくところや、お風呂のなかでウクレレで歌「きりんのダンス」?を歌うところが印象的です。 相手役が真田広之というのはちょっと年齢があわないような気もしますが、ほかのキャストはいい感じです。 原作の雰囲気をおおむねおさえている感じです。 初期のころの牧瀬さんかわいくて大好き。前髪ぱっつんとまっすぐにきってあって、大きな目に棒読みのせりふ。乱暴ではっきりとした口調。 アンバランスな魅力です。 「幕末純情伝」も面白いですよ。 |
![]() ビリィ・ザ・キッドの新しい夜明け |
おもちゃ箱を引っ繰り返したような映画です。
実に多彩な出演者達に、言葉遊びのような台詞の洪水と、コミカルで大胆な演出。原作本と合わせて深読みするもよし、ただノリで楽しむもよしな映画です。 全体に軽薄でコミカルなんですけど、見終わると不思議としんみりするような感じがあります。ZELDAも知っている人には懐かしいです。 低予算だったり一部の演技が大根だったりするのはご愛敬。入り込んでしまえば楽しめます。あまり真面目な人には不向き。 |
思いがけずこんな 高橋源一郎 を夢で見た・・・!
ドラマ、映画でも活躍中の 高橋源一郎。大地を感じるスケールの大きさ、心深く沁み入るスコールのような清々しいヴォーカル。
80年代テイストたっぷりの胸キュンソング。今回も振り付けが覚えられるよう、DVD付きの超お買い得盤。スペシャルメッセージもお見逃しなく!「次着るのは結婚式のときかも」。ファンは熱心にシャッターを切っていた。
う~む意味深。こりゃまさにあれだね。ほら、なんつうかその、
『 他人の悲劇は、常にうんざりするほど月並みである。 』( オスカー・ワイルド )
ってやつだ???
対談:雨宮処凛さん、高橋源一郎さんが再会 『蟹工船』ブームなどを議論
『蟹(かに)工船』ブームのきっかけを作った、作家の雨宮処凛(かりん)さん=と高橋源一郎さん=の対談「『蟹工船』ブームをめぐって」が、このほど、横浜市の明治学院大横浜キャンパスで開かれた。ブームのきっかけは、今年1月、毎日新聞東京本社版 ...
対談:雨宮処凛さん、高橋源一郎さんが再会 『蟹工船』ブームなどを議論
http://mainichi.jp/enta/art/news/20081021dde018040040000c.html 対談:雨宮処凛さん、高橋源一郎さんが再会 『蟹工船』ブームなどを議論【毎日新聞 2008/10/21】
11月の新刊メモ 単行本編
『いつかソウル・トレインに乗る日まで』高橋源一郎(集英社) 『みのたけの春』志水辰夫(集英社) 11/ 6『見知らぬ町』坂東眞砂子(岩波書店) 11/ 7『まいなす』太田忠司(理論社)←ミステリーYA!<第2期> ...
パッパ、キッス、パッパ
高橋源一郎がそう言うわ、人間が出てこないとあたしすぐに「これって映画じゃなくてドキュメンタリーなんだわ」って思っちゃう、だってそうしないと馬鹿だもん、馬鹿馬鹿馬鹿馬鹿馬鹿脳味噌野郎、ドキュメンタリーは人間以外のものを主役として扱えるの ...
オケラのケイバ 【天皇賞(秋)】
さぁオケラのケイバ、高橋源一郎的な小説風に書くとこんなんかなぁ…。 ここは大塚の飲み屋である…。 競馬新聞を片手にした”かんだかもめ会”と端のカウンターで飲んでいる女といつもの競馬好きな虎党のマスターの会話である… ...
あだると 高橋源一郎
『あだると』 高橋源一郎. もう結構古くなってしまっている。高橋源一郎流のマルキ・ド・サド的作品ということなのだろうか。私はサドは読んだことがないですが。アルトーのヘリオガバルスなら読んだことはありますが、関係ないか。 ...
[読書]この週末は高橋源一郎の本を読んでいたのだが
俺の中で、高橋源一郎は「競馬好きの源さん」のイメージが強いので、こんな難しい本を書く人とは思わなかったのだ。 自分の頭では文芸評論を理解できないのだろうか。それとも、もう少し、ゆっくり考えながら読むべきなのだろうか。 ...
君が代は千代に八千代に/高橋源一郎
だから高橋源一郎も、そうそうたくさんの読者を持ってはいない。 我が憧れのインテリ源ちゃん。 親しみを込めてそう呼んでしまうのは、あまりに独自なその小説世界への憧憬の念がいつも胸の中にあるからだろう。 さて、そんな大好きなインテリ源ちゃんの ...
#125 「イキガミ」vs星新一→高橋源一郎
このプロットで私が思い出すのは,高橋源一郎のデビュー作にして最高傑作「さようなら,ギャングたち」である。 ある日主人公のもとに黒い枠で囲まれた一枚のハガキが役所から届き,そこには「謹んで御令嬢の逝去をお悔やみ申し上げます」と書いてある。 ...
#126 高橋源一郎さんのこと
高橋源一郎が生まれたのは遅れること2年,1951年1月,現在57歳,デビューも遅れること2年の1981年。「さようなら,ギャングたち」。 この小説を久しぶりに読み返してみて,村上春樹と糸井重里の共著「夢で会いましょう」の読後(中)感と似た印象を受け ...