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サナギさん 6 (6) (少年チャンピオン・コミックス) |
漫画の最終話で、こんだけ心に残るのはあんまり無いです。
あとがきでは、作者の満足のいく最終話が描けたとありますが、 まさにその通りで、本当にすばらしい締め方だったと思います。 ただ特別読み切りは、本っ当に非道い(笑)。 読者の心をほっこりさせながら、次のページからそれをブチ壊す。 そのブチ壊し加減が最高にクールな辺りが、この作者の凄いところです。 |
12月生まれの少年 1 (1) (バンブー・コミックス) (バンブー・コミックス) |
思想性を感じさせる作品を創り続ける作者の新作。
月刊誌に連載しているため、月ごとのイベントや季節を 取り上げ、そこに少年や周囲の人物ならではの視点から それぞれなりの切込みを入れていく。 作者のほかの作品、「もずく、ウォーキング!」と同じく、 主人公が自ら多くは語らない形式で進む。 しかし、それぞれの主人公の切り口は人間のものであり、 自ずと人間の立場としての視点となり、面白い。 同じく他の作品の「サナギさん」に見られた、 サナギさんとフユちゃんを足して2で割ったような 葵ちゃんというキャラも、作者の世界はつながっているような 安心感を与える。 この作者はおなじみの「あとがき」にもあるように、 昔から独特の想像力を通して世界をのぞき続け、 それを少しずつ作品の形で発信を続けるのだろう。 この作品を読めた今日一日も、やはり素敵な一日だった。 そう感じられる作品だ。 |
サナギさん 5 (5) (少年チャンピオン・コミックス) |
連載がまもなく200回を突破しようとしているサナギさんだが、
相変わらずその独特な雰囲気は開始以来とどまることを知らない。 一時期、様々な新キャラクターが出てきたこともあったが、 今回「学ばぬ」マナブ君だけで、サナギさん&フユちゃんの 鉄板基本路線が確立された様に思える。 絵柄で愉しむより文字で遊ばせる作風も健在。 160ページの漫画なのにページ数以上のボリューム感がある。 巻末に「サナエと不思議な黒い猫」という短編が収録されているが、 こちらも短いながらサナギさんの流れを汲んだ面白シュールな作品。 ひねった笑いが少ない昨今、 是非サナギさんで軽い頭の体操をしつつ、癒されてもらいたい。 |
昨晩 施川ユウキ が夢でこう告げた・・・!
ロリータフェイスにGカップで人気の 施川ユウキ。この日のイベントは「人が来るか不安だったけど、皆さん集まってくれてうれしい」とファンに感謝。
今回も自分で編集を手がけた吉田は「チャプターひとつひとつが完成品で、ひとつの作品になっている」と自信の弁。
う~む意味深。こりゃまさにあれだね。ほら、なんつうかその、
『 金は肥料のようなものだ。ばらまけば役に立つが、一ヶ所に積んでおくとひどい臭いがしてくる。 』( クリント・W・マーチソン )
失礼だろ!
[漫画]サナギさんのレビューをする方針
サナギさん 4巻 あとがき:施川ユウキ. サナギさんは物語としては閉鎖的である。 基本的に一般社会とのコミットなどは行われない。 これがまた一種の箱庭的な幻想を沸きたてさせる。 そしてこの幻想は、百合という要素においてとても重要である。 ...
施川ユウキ/12月生まれの少年
著者の他作品(過去記事)→ 施川ユウキ/もずく、ウォーキング! 【帯】 「元祖!浦安鉄筋家族 」浜岡賢次先生推薦!これは4コマじゃない。施川スタイルだ!! ちょっぴり無口で読書好きの空想少年・柊の可笑しくて切なくてクセになる毎日 “11月生まれの ...
[漫画][まんがライフオリジナル]施川ユウキ『12月生まれの少年』1巻
作者: 施川ユウキ; 出版社/メーカー: 竹書房; 発売日: 2008/10/08; メディア: コミック. 主人公は無口な少年・柊(しゅう)。自らの誕生月の12月から始まり、月日の移ろいとともにその時々の身の回りの物事に対する思索する様を描く4コマ漫画。 ...
12月生まれの少年1巻 施川ユウキ
版を大きくする意味、ない。 レオナルド・ダ・ヴィンチのスケッチは小さな紙に緻密で描かれたものだと聞くけれど、その反対を行くような、ルネサンス期の羊皮紙と現代のパルプ紙を交換してやってほしいような、広大無辺な四コマなのであった。 ...
ピアノの上
施川ユウキはわが家では一番人気。 ●吉田戦車『スポーツポン』2巻(2008年小学館、667円+税、amazon 、 bk1):吉田戦車は読み続けるよなあ。 ●くらもちふさこ『駅から5分』1巻と2巻(2007年と2008年集英社、400円+税と419円+税、amazon ...
[hokunan] 趣味の話とか週末の散財とか
携帯の表示基盤が逝ってしまわれたらしく、着信発信アラーム等々生きているのに画面がメイン背面両方表示されなかったりとかそんな感じ。買い換えも一瞬考えたものの、高かったので修理依頼。 本購入はこんな感じ。 12月生まれの少年 (施川ユウキ) ...
施川ユウキ先生「12月生まれの少年」明日発売!
施川ユウキ先生の「12月生まれの少年」第1巻が、いよいよ明日発売! みなさまどうぞ宜しくお願いいたします。 じっくりじっくり大切に原稿をためさせていただいた“少年”単行本。書店でお見かけの際は是非お手におとりください。(w)
[竹書房][単行本] 施川ユウキ氏,『サナギさん(6)』『12月生まれの少年 ...
竹書房4コママンガ誌オフィシャルサイト|4コマ堂≫ ≫ 「12月生まれの少年」施川ユウキ先生描き下ろしペーパー! ペーパー配布店舗は上記4コマ堂サイトを参照。 単行本帯の応募券を送るとプレゼントが当たる企画も開催。 『サナギさん(6)』は直筆サイン ...
[漫画]サナギさんが好きです。でも酢めし疑獄はもっと好きです。
作者: 施川ユウキ; 出版社/メーカー: 秋田書店; 発売日: 2008/10/08; メディア: コミック. 「サナギさん」が完結しました。惜しむ声があちこちから聞こえてきます。僕はそうでもないんですけどね。心配しなくても施川先生は次の連載ももらえるだろうし、 ...
『12月生まれの少年』第1巻 施川ユウキ
個人的な印象ではあるが、施川ユウキの登場が衝撃的であったのは、ああ、ついに『エヴァンゲリオン』世代のギャグ・マンガ家が出てきたな、と思わせるところが、つよかったためである。じっさい、作者がどれだけかのアニメーションに影響を受けているのか ...