良くも悪くも独特おすすめ度
★★★★☆
例に漏れず私もラーメンズ繋がりでこのコミックを手に取りました。
まず一読して感じたのは、独特であるということ。
「個性がある」と言えば今の時代いいようにだけ取られがちですが、
ということはそれだけ読者を選ぶということでもあります。
この『鼻兎』はまさにそのようなコミックであります。
何も知らずに手に取る方は覚悟が必要です。
しかし引き込まれてしまうとなかなか抜け出せないでしょう。
というのも、全体の構成が非常によく練られ組み立てられているので、
二度三度読み直す度に新たな発見があるのです。
その巧妙な仕掛けにニヤリとさせられることもあるでしょう。
ただ一話一話もなかなかに楽しめるものなので、
著者の発言のようにのんびりと流し読んでもいいでしょう。
難点としては価格でしょうか。やたら高い。
私見ですが、この価格こそがこのコミックスを
「ラーメンズファンブック」たらしめている所以だと思うのです。
なんとか安くはならない物でしょうか。
納得の出来
おすすめ度 ★★★★★
とても面白いじゃないですか
。ファンなら買って間違いなく損のない品ですね。
ホント満点を付けても良い出来です。