良い出来のパニックホラー。でもこの巻はちょっと小休止?おすすめ度
★★★★★
「恐怖は混乱を生み出し、混乱は秩序の崩壊を招くわ。そして秩序が崩壊したら・・・どうやって動く死体に立ち向かえるというの?」(by高城沙耶)
第一巻にある台詞なのだが、この漫画の根底を差した意味深な台詞だと思います。
可愛くてちょっとHな女の子のイラストに釣られてみれば、落とされたのは阿鼻叫喚の地獄絵図(苦笑)
そんな現代日本を舞台にした『バイオハザード』に高校生を放り込んでみました☆なH.S.O.Dでありますが、最近雑誌を立ち読みし、気に入って一気にこの巻まで購入してしまいましたw
絶望的な状況を如何に打開するのか?
極限状態での各人の葛藤や、三角関係に発展していくボーイミーツガールなどドラマの見所は満載。
そして末恐ろしいゾンビ描写は一級品。枕元に置いたら間違いなく夢見悪くなるね(汗)
この五巻の主な舞台は主人公達が一時身を寄せる事になった大型ショッピングモール。
ここで大波乱が起こるのは次の巻になりそうで、今回はその種をまいて終わっている。
どんな悲劇が巻き起こるのか、今からドキドキであります。
ちなみに巻末の外伝は良い清涼剤ですねw 物語の陰陽がより深まるというものです。
オマケがあり〜のおすすめ度
★★★★☆
今巻はいままでの巻にあったスピーディーかつ緊迫感のある感じはあまりないです。
そして相変わらずの『非常事態には人はこうなる』的な流れに少々ゲンナリ…確かに重要なテーマかもしれないけどいい加減クドさを感じます
あとは、ここまで来てゾンビさんになってるのが伺えるのが人間だけってのもいかんせん… そろそろ人系ゾンビだけってのも…… しかし面白さと漫画としてのクオリティーは相変わらずの高水準です
今回はゾンビはちょっと控え目おすすめ度
★★★★☆
何とかゾンビたちを振り切り、ショッピングセンターへ孝一行は逃げ込む。その中では、頼りない婦警・あさみを筆頭として、互いに協力性は全く無くいつでも壊れそうな秩序の元で数人の人間が生活していた。ゾンビが侵入しない場所で一時の休息を得る孝たち。。しかし、先客の内の一人の老婆が倒れ、外の病院に輸血用の血液を取りに行かなければならなくなり・・・そして外からの救援が期待できないことを知ったとき、彼らの心は一気に歪み始める。こういったゾンビ関係ではおそらく定番の、ショッピングセンター編がついに開幕!
パニックものでは一難去ってまた一難が当たり前。今の孝たちに安息の場などあるわけがありません。今巻では新キャラである「あさみ」が登場します。めちゃくちゃ濃いキャラが集まる孝たち一行にこれ以上誰を加えるのかと思いきや、まさかのドジっ娘ツルペタキャラが出てきました。既刊された巻ほどではないですが、あさみ一人に責任を擦り付ける現実を見ようとしない連中など、今回もしっかりと人間の醜い部分は描かれています。乱暴されそうになる静香先生というサービスシーン(?)もありますが、今までの中で一番お色気展開が薄い5巻。それでも巻末の外伝でそんなもやもやを吹き飛ばしてくれる、着替えイベントが収録されています。孝や麗の両親の安否の確認など、まだまだ先が見えない本作品。どういった落としどころにもっていくのか、ますます期待は膨らむ一方ですね(ちなみにメインキャラは全員生還希望です。多分一人でも死んだら読むのやめちゃいそうですから)。
これはやばいおすすめ度
★★★★★
最高です。これは本当におもしろい。ゾンビファンならずとも、サバイバル物が好きな人にはマジにオススーメ!
上出来
おすすめ度 ★★★★★
まさに夢のコラボです
。ファンであれば購入価値は高いかと存じます。
ご参考になれば幸いです。大変お勧めですよ!!