運命の瞬間(とき) おすすめ度 ★★★★☆
これは、主人公のドン・フランシスをはじめとする、各国の医師 がエイズという感染症に立ち向かって行く様を描いており、 まだエイズが未知の病だった頃からの医師や患者、一般人の奮闘が描かれています。 エイズという謎の病について、原因ウイルスの探索や感染拡大防止をす る上で、政治、経済、偏見、同性愛、個人の利益などさまざまな都合に よって、患者や奮闘する医師達が翻弄され、強い憤りを感じます。 中でも一番憤りを感じたのは、数年後同じ事が日本でも再現されてしまったということです。
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