壮大なストーリーの序章おすすめ度
★★★★★
もともと季刊誌での連載だったが、こうしてコミックスの形でストーリーを追ってみると 連載で読んでいた時とは違う 作品の輝きを感じる。
コミックスとして出すにあたり 章として其々の回にタイトルが付けられたことにより ストーリーが整理され より分かりやすくなった。また、『黒龍 前編』は連載された原稿に大幅な加筆修正が加えられ これがストーリ全体を語る要となっている。
連載時は、『白鷺』の回が最終話だったが、龍峰山の獣頭の最後の言葉に 作者南京ぐれ子先生のこの作品への思いを見たように感じた。皮肉なことに 未完のまま最終回を迎えたこの作品が、その連載誌の中で強く異彩を放っていた。
作者のその思い故だろうか、コミックス作業としては かなりな仕事量だと思う。私は 南京ぐれ子先生に敬意と感謝を送りたいと思う。
ところで、作者は「コミケ72」において新刊『ゴッドアニマル 龍峰結界』を発売する。これは、この作品の続きだろうか、それともサイドストーリーだろうか?(それともパロディ?)真相は 作者と新刊の読者のみぞ知る・・・・。
出来は非常に良いです。
おすすめ度 ★★★★★
まさに夢のコラボです
。これだけは手に入れようと思い購入を決めました。
買って良かったと思います。