物語は一気にクライマックスへおすすめ度
★★★★★
BOX1に続いてBOX2のレビューですが、少し古い作品なので
どれくらいの人がこの頁を見てくださるか気になるところですね・・。
BOX2は3枚組みDVDで、BOX1の4枚組みに比べると1枚少ないです。
BOX1もBOX2もDVD1枚につき4話の収録で、
このBOX2では物語は一気にクライマックスへと進み、フィナーレへと向かいます。
舞台は近未来の東京、1997年、2024年から2030年へかけて話が進みます。
正直、後半に当たるDVD BOX2はとても重たい話です。
悲劇を織り交ぜて、最後はハッピーエンドチック(?)なのですが、
しかし、これからが本当の闘いであるという、幕開けで終了します。
そこには厳しい現実に押しつぶされそうになりながらも、
一筋の希望が垣間見えます。
コミック版に比べて、設定やシナリオ等、大筋での変更はありませんが、
ストーリーの配列等は再構成され、練り直され、良い作品になっています。
テンポも良くすすみ、明らかな時間稼ぎという無駄な描写はほとんどありませんでした。
個人的には、迷走していた原作よりもこの映像版のほうがよくまとめられていて
気に入っています。そういう点で、秀作といえるでしょう。
ちなみに塩沢兼人さんは悪役をやらせると天下一品ですね(笑)。
背筋が凍るような「悪の華」満載の怖さです。
またAMP(アンプ)の一員、彩弧由貴は往年の斉藤由貴のパロディです。
そんな人知らないって?初代スケバン刑事をやっていた人です(笑)。
細部まで妥協なし
おすすめ度 ★★★★★
とても面白いじゃないですか
。従来の伝統を引き継ぎつつ、バランスがうまくとれてます。
感動やドキドキ感を手元に置いて、私同様に何時でも手に取って思い返して頂きたいと願います。