会社とは何か、会社で働くことは何か、経営者はどうあるべきか、会社をどう選ぶか、などを、分かりやすく説いているところ。大学生には、この程度のことは常識として卒業してほしいが、高校生や中学生にとっては結構有益だろう。
間違いや問題点が散見しているところ。(ア)「社員」は「従業員」と直すところが多い。(イ)p18「会社の利益が上がれば」増えるのは、「株主や役員の報酬」では?(簿記や会計を勉強すれば分かる)。(ウ)トヨタのかんばん方式の記述に代表されるように批判精神が足りない(トヨタの例で言えば部品を作る会社に酷な方式であることを指摘できていない)。
池上 彰さんならではのわかりやすい表現おすすめ度
★★★★★
池上 彰さんといえば、元NHKアナウンサーで「週刊こどもニュース」で
子供向けにわかりやすいニュース解説をしていたことで有名である。
放送から活字になり、あのわかりやすさがどうなるのかと思い、この本を読んだが
あの、「わかりやすい解説」は健在だった。
ソフトな表現ながらも、鋭い視点からの解説。
なんとなく会社に入った身としては
「そうだったのか」
と、気づかされる点が多々あった。
現代企業に対しての問いかけも多く
終身雇用や成果主義の利点欠点、組合の意味など
他の本を見ると、専門用語をからめ、小難しく書いてあることが
本書ではかなりわかりやすく感じた。
本書を読むことにより、
「サラリーマンとはどういうものか」
ということがよくわかる。
日々淡々と働くのも一つではあるが、
本書を読んで、
「働くと言うことはどういうことなのか」
ということを理解すると、さらに仕事が楽しくなると思われる。
時間があるときに、サッと読みたい一冊である。
ヒラ社員よりも管理職に欠けていることが多い素養を分かりやすくおすすめ度
★★★★★
子供ニュースのお父さん役の池上氏がNHK退職後に会社や就職の基本の基本に的をしぼって丁寧に解説した本。今までは池上氏のことを感じが良くて言葉がきれいなオッサンとしか思っていなかったが、この本を読んで「カッコイイ」という印象を持つようになった。
分かりやすさは一部を除いて子供ニュースそのまんま。つまり素晴らしい。「会社は株主のもの」「就職とは会社との契約であって上司との契約ではない」というレベルから説明されていて丁寧そのものです。
子供ニュースを知らない人は「堀江貴文氏の発言をやんわりと言い換えた感じ」と思えば大体の雰囲気はわかると思う。
良い出来でした
おすすめ度 ★★★★★
とても面白いじゃないですか
。これは買わねばならないでしょう!
こつこつお金を貯めてでも買う価値のある一品だと思います!