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徒然草―マンガ日本の古典〈17〉 (中公文庫)

バロン吉元
おすすめ度:★★★★★
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後醍醐天皇への批判
おすすめ度 ★★★★☆

単なるエッセーかと思っていたが、実際は、吉田兼好による痛烈な後醍醐政権批判の書。兼好が、後醍醐天皇の政敵である皇太子・邦良親王と親しかったことなど本書を読んで初めて知った。
マンガ日本の古典シリーズは「太平記」全3巻もあるので並行して読むと時代の空気が感じられて面白いと思う。
それにしても、漫画になりにくい徒然草のような随筆をよくぞまとめたものだと思います。



後醍醐天皇
おすすめ度 ★★★★★

後醍醐天皇へのアンチテーゼとしての
兼好法師というとらえ方が印象的な徒然草。

後醍醐天皇について調べると面白くなります。
この対比で考えてみると徒然草の両面が覗えます。



文章でも読みたくなりました!
おすすめ度 ★★★★★

吉田兼好「徒然草」、山本有三「路傍の石」、志賀直哉「暗夜行路」・・・。
こんなふうに丸暗記はしたけれども、中身は全然知らない40代です。
姪が「マンガ日本の古典」シリーズで、古文や日本史が好きになったというので
これはいいアイデアだと思って、初めて買ったのがコレです。
全段駆け足でエッセンスだけ書いてありますが、
仏教の無常観がベースのエッセイだったんですね。感動し、共感し、心にしみました。
素晴らしい先人の知恵をマンガで学べるなんて、日本に生まれてよかった。。。
このシリーズをプロデュースしてくださったかたに感謝、感謝です!



はっきりいって、すさまじい出来です。
おすすめ度 ★★★★★

出来は非常に良いです。ファンなら買って間違いなく損のない品ですね。
すばらしいものだと感じましたので☆5評価としました。



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