ファンタジーなのにリアルおすすめ度
★★★★★
このコミックスには6つの作品が収められていますが、中でも群を抜い
て素晴らしいのが表題作の『七つの海』だと思います。大人になりたく
ない「ユージ」が「じーちゃんの童心」や保健の先生とのやりとりの中
で現実を見つめられるようになる話です。
すべてのシーンのモノローグが印象的で、特に「使者」が現れるシーン
は臨場感にあふれていて引き込まれます。伏線はもちろん、湿疹や漢字
の書き取りなどひとつひとつのエピソードさえも物語の中にうまく組み
込まれ、見事です。
こんな漫画が描ける人はそういないと思うので、単行本が一冊しか出て
いないことがとても残念です。単行本未収録の作品をなぜ発行しないの
か不思議に思っています。ジャンプは好きだけれどまだこの漫画を読ん
だことがないという方には自信を持って勧められる1冊です。
収録作
『ふろん』
『忘れっぽい鬼』
『たとえ火の中…』
『七つの海』
『COM COP』
『COM COP2』
コムコップ2最高!おすすめ度
★★★★☆
この短篇集は発売当時なぜか、手にしてました。多分このコミックに収録されてる<コムコップ2>を、ジャンプ本誌で見てたからだと思います。この話の内容は、文字通り警察官が主人公で、人に憑いた悪霊を退治するというものでした。当時は小学生だったので、<コムコップ2>の、親に対する子どもの微妙な心に感情移入してました。母親が亡くなった理由を尋ね、それを父親が優しくフォローした事で、感じとったシーンは胸が熱くなりました。それ以外の作品では、小学生ということもあり、評価の高い<七つの海>などよりは、ストーリーがわかりやすい<忘れっぽい鬼><たとえ火の中・・>が好きでした。1つのコミックとして、すごく良くまとまっていて、素晴らしい作品だと思います。
絶版ものですが・・・おすすめ度
★★★★★
だいぶ前の漫画なのに今読んでも面白いです。
どの短編も印象的で、一般的に中途半端になりがちなラストはどれも上手くまとめられています。
結構、全体的には面白いんだけどラストは・・・という作品は短編長編問わず多いですから。
何作かは当時、少年ジャンプ掲載時に読みました。
今泉先生の作品はどれも面白く、短編集がでたときはとても嬉しかったことを覚えています。まさかこの『七つの海』が今泉先生の最初で最後の単行本となるとは夢にも思っていませんでした。
なんせ、『今泉舞短編集1』なんてあるもんだからてっきりそのうち2もでるだろうと勝手に考えていましたから。
連載もそのうち始めるものと思ってました。
まあ、そこらへんは期待通りにはいきませんでしたがこの短編集の!中の作品はどれもすばらしいし、絶版とはいえ今ならまだ古本が手に入る可能性は高いので、ぜひ、古本でも買って読んでみて下さい。
絶対、おすすめです。
週刊少年ジャンプの隠れた名作「七つの海」おすすめ度
★★★★★
卒業を前にして、小学6年生のユージはこう思う。
「誰かどうにかして時間を止めてくれないだろうか」と。
オトナになりたくないユージと、子供に戻りたいユージのじいちゃん。
二人の夢は同じだった。
TVゲーム「七つの海」に憧れて……
読切のみという掲載スパンにもかかわらず、またこの1冊しか発行されていない作家にもかかわらず、つい最近まで再販がなされていたという、週刊少年ジャンプの隠れた名作。
特に「七つの海」は評価が特に高く、ジャンプ史上に輝く傑作として知られる。
少年の思春期の悩みを真正面から、努めて明るく描いた表題作は、今でも読者・様々な作家の心を掴んで離さない。
ストーリー構成、クライマックスの台詞運び、そして印象的なラスト。
どこをとっても素晴らしい作品であることは間違いない。
絶版というのは惜しい限りだが、今のジャンプ読者にもお勧めの一品ということに変わりはない。
自分の子供の頃、思い出してみては?
出来は非常に良いです。
おすすめ度 ★★★★★
出来は非常に良いです。TOP100ランキングに入っているのでご存知の方も多いと思いますが、
感動やドキドキ感を手元に置いて、私同様に何時でも手に取って思い返して頂きたいと願います。