私的に救いがなかった。おすすめ度
★★★☆☆
まず、このゲームは万人向けではないと思います。
EDが数種類あるのですが、そのどれもが私的に救いはありませんでした。
クリアしてすっきりするというよりは、重苦しい気持ちになりました。
皆でハッピーエンドを希望する方にはお勧めしません。
音楽は、ゲームの雰囲気にピッタリな曲ばかりだと感じました。
キャラクターは一人一人のキャラの掘り下げがしっかりされていない感じで、キャラ同士の掛け合いもいまいちぎこちなくて魅力に欠けると思いました。
戦闘以外はフルボイスで出演声優は、
塩沢兼人さん、結城比呂さん、折笠愛さん、日高のり子さん、かないみかさん、宮村優子さん など。
戦闘は元々時間のかかるシステムなのですが、テンポが悪いので余計に時間がかかります。
一回の戦闘で30分くらいはかかると覚悟してるといいと思います。
ストーリーは聖書を元にしていて、聞いたことがある名前のキャラもきっと出てきます。
でも色んな名前が一気にでてきすぎて、正直混乱してしまいました。
聖書を元にしているといっても独自の世界観を築いているゲームなので、聖書の内容がわかる方はその違いを楽しむことも出来ると思います。
しかし、聖書をよくわからない方にとったら説明不足で、私はなんだかわからないままにクリアしていました。
ゲームの初めにご主人様を5人(隠しコマンドを入力すると6人)の中から選べるのですが、そのご主人様のゲーム中での影の薄さに驚きました。
最初と最後にしか出てきません。
主人公もご主人様のことを想ってるなら、ゲーム中に回想するシーンがあってもいいと思うのですが・・。
なので、ご主人様がどんな人柄なのかもよくわからず、主人公に感情移入できませんでした。
主人公には台詞がなく、選択肢の数も少ないので、主人公の人柄も最後までよくわかりませんでした。
1プレイ時間は私は25時間でした。
他のゲームにない独特な雰囲気が魅力なゲームです。
設定はよしおすすめ度
★★★☆☆
話の設定はいいのですが、いかんせ戦闘がとろすぎる。いらいらしてくる。戦闘シーンも2頭身キャラがぽかぽか殴り合っているだけで、もう少し挿絵みたいなものをいれてほしかった。
スラム街な雰囲気。おすすめ度
★★★★☆
「愛」が最も邪悪な道徳とされる、価値観が逆転した世界観が大きな特徴。
なので悪魔が天使を奴隷として酷使したり、「あの方はとても邪悪なので私たちに優しいのです」などの台詞回しも出てきます。
聖書の内容がモチーフとなっているので、当然雰囲気はダーク。
しかしメインキャラクターは割と明るくボケとツッコミの掛け合いもあったりします。
キャラクターは主人公以外は戦闘以外フルヴォイス。
ちなみに主人公は基本的に一言も喋りません。
音楽はハード・ロックや暗めのヒップ・ホップ主体、映像はグラフィティ(壁に描かれるスプレーなどのラクガキ)の要素を取り入れたものなので、まさにアメリカのスラム街のようなアングラな妙に陰湿な雰囲気が漂ってます。
欠点は戦闘でのエネミーターンの思考時間が長すぎること。
結構気を入れてかからないと、とても退屈でダレます。
あとはDC版ではアニメーションがあちこち挿入されていたのがPS版ではキャラの顔のグラフィックのみなので、かなり演出力が不足。(人物以外のCGは良く出来てます)
ご主人様は1章と最終章のみの登場。1章のラヴラヴイベントはかなり激減してます。
しかもEDまでも割とあっさりしてるのでイチャイチャやりまくりたい方、キャラデザはつちやきょうこ氏でなくても構わないという方はDC版をおすすめします。
EDはどれも誰も彼もが全員助かる完璧なハッピーエンドではないのでその所、ご注意を。
世界観に酔いしれてください♪おすすめ度
★★★☆☆
天使や悪魔、宗教的な世界観が好きな方にはぐっと来ると思います!
主人公は白い羽を持つ奴隷で、5人のご主人様の中から一人と暮らすことになります。もちろんあの隠れご主人様も健在です(笑)
ストーリーはとにかくダークです。さらわれたご主人様を助け出すのが最終目的ですが、寄り道してばっかりです主人公(笑)
キャラはつちやきょうこ氏で、見事に怪しい雰囲気をかもし出しています♪また選択によって仲間になるキャラや、ストーリーが少し変わってきます。
戦闘ですが、SRPGに慣れている方でもちょっと難しいかもしれません;敵の強さはそこそこなのですが、魔法バイオリズムなどを理解するまでが難しいかもしれません!理解できると魔法でバンバン倒せちゃいます♪キャラゲーだと思っている方はけっこう痛い目みるかもしれません(汗)なかなか奥深いです!
音楽も世界観と合っていて良い感じですよ♪ヴィジュアル系が好きな方にはオススメです!
気になった方は、とにかく買ってみましょう★
大変良く出来ています。
おすすめ度 ★★★★★
全般的に言うと初心者向けだと思います
。このアレンジが秀逸の一品から感じたことは、素晴らしい才能の奥深さ、ということです。
ホント満点を付けても良い出来です。