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+ 12月生まれの少年 1 (1) (バンブー・コミックス) (バンブー・コミックス) +

12月生まれの少年 1 (1) (バンブー・コミックス) (バンブー・コミックス)

施川 ユウキ
おすすめ度:★★★★★
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円熟の施川ワールド、健在。
おすすめ度 ★★★★★

サナギさんで確立された世界観を継承しつつ、
作者らしい独特の視点から日常を眺めるスタンスは
決して他所では見られない深い味を秘めた魅力に満ちている。

絵柄ではなく、文字で惹きつけるのが施川流の魅力の一つで、
漫画があまり好きじゃない、漫画なんて…と思っている人にこそ
ぜひ一読してもらいたい作品。
世の中にはこういう切り口から漫画を描ける人がいることを
多くの人に知ってもらいたい。
普段の何気ない日常に、不思議なスパイスが加わることだろう。
私たちが過ごしている日常は、かくも面白みに満ち満ちているのだ。
独特の発想に、不思議な快感を覚えずにはいられないだろう。

ただ、今回はサナギさんと違い月刊誌の連載で
「12月生まれの少年」の初出は2005年12月である。
2巻が出るとすると、順調に連載したとしても
同ボリュームになるには2年後(2010年)の秋ということになる。
ファンとしては末永く待ちたいところだ…。



無口な少年なりの、世界の切り取り方
おすすめ度 ★★★★★

思想性を感じさせる作品を創り続ける作者の新作。
月刊誌に連載しているため、月ごとのイベントや季節を
取り上げ、そこに少年や周囲の人物ならではの視点から
それぞれなりの切込みを入れていく。

作者のほかの作品、「もずく、ウォーキング!」と同じく、
主人公が自ら多くは語らない形式で進む。
しかし、それぞれの主人公の切り口は人間のものであり、
自ずと人間の立場としての視点となり、面白い。

同じく他の作品の「サナギさん」に見られた、
サナギさんとフユちゃんを足して2で割ったような
葵ちゃんというキャラも、作者の世界はつながっているような
安心感を与える。

この作者はおなじみの「あとがき」にもあるように、
昔から独特の想像力を通して世界をのぞき続け、
それを少しずつ作品の形で発信を続けるのだろう。
この作品を読めた今日一日も、やはり素敵な一日だった。
そう感じられる作品だ。



出来は非常に良いです。
おすすめ度 ★★★★★

まさに夢のコラボです 。非常に洗練された魅力的なものになっていると思います。
すばらしいものだと感じましたので☆5評価としました。



施川ユウキ 動画

施川ユウキ



サイレントメビウス 施川ユウキ 高里椎奈