幻獣の王、現るおすすめ度
★★★★☆
整備班の面々による手厚い看護により完全回復を遂げた5121小隊パイロット達だったが、善行大佐は遠く東京に呼び出され、陰湿な政治的パワーバランスの中にあって奮闘していた。
一方、戦況は荒波・岩田のコンビによる防衛計画に従い、救出された第3戦車師団と第3歩兵師団が、増派された部隊とともに縮小された戦線をガッチリと支え、政府首脳部に食い込んだ会津閥の思惑とは裏腹に完全な膠着状態にあった。
そして、その状態を快く思わないもう一つの存在。
戦場において明らかに異質な動きをするスキュラの群れ、行方不明になっていたはずの森がきっかけとなってもたらされた情報は、5121小隊指令芝村舞に、政府首脳をも巻き込んだ大きな決断を迫ることになる。
う〜ん、今回はやっぱり、九州奪還戦に関しては膠着したままで、予想どおり終わらなかったが、さすがにクライマックスの様相を呈してきているので、次回作で決着が付きそうな予感がします。
私の予想では、きっと、整備班(男2名)は鼻血の海に沈み、芝村舞は怒り、厚志は逃げ遅れるに違いない。
ほんと・・・楽しみだ。
凄いの一言
おすすめ度 ★★★★★
背筋にゾゾゾという感覚が走りました
。非常に洗練された魅力的なものになっていると思います。
感動やドキドキ感を手元に置いて、私同様に何時でも手に取って思い返して頂きたいと願います。