このドラマはHIVに感染した少女や、その娘と認知症の祖父を抱えるシングルマザー、そして家庭崩壊と、恋人との死別という心の大きな傷を抱える外科医が主人公・・・こうやってみると、「うわあ、かなり暗く重たいドラマかな?」と最初は思ってしまいます。
ところが、これが傑作ラブコメドラマ「あんぱん」を手がけたイ・ジェドン監督と、名作のヒューマンドラマを脚本するイ・ギョンヒのコンビにより、見事なまでに暗さをあまり感じさせないユーモアと人間性と愛とを、温かいタッチで展開させていきます。音楽も秀悦!
最初の第1話の完成度が高く、これだけでも映画ができるほど。^^;外科医を演じるチャン・ヒョクの魅力や、それまで姉御肌の主人公を演じてきたコン・ヒョジンの抑えた自然な演技力。(このドラマでこの二人のファンになる人も多いはず!)そして、なによりHIVの少女を演じるソ・シネの天才的な自然な演技力が見もの。また、脇役だが、すごい温かい存在感を示す祖父役のシン・グ、外科医ギソの恋人だったチェ・ガンヒ、はたまた島の診療所で働く薮医者?のオ・ジョンスを演じるリュ・スンスの成長していく様子・・・などなど脇役の俳優も素敵で魅力的な印象を残します。
ありがとう・・・忘れて当たり前に生きてる気がしたなぁおすすめ度
★★★★★
今まで見たドラマとは少し違う気持ちにさせてくれました。
このドラマを見て、近頃忘れかけてる何かを思い出させてくれた気がします。
でも、かなり内容は重いですよね。
もし自分のそばにHIV感染した友人がいたらどうするだろうか…
自分もこの島の人たちと同じような行動をするのだろうか…
もし自分が輸血などでHIV感染したとしたらどうするのだろうか…
などいろいろと考えました。
『ありがとう』という言葉・気持ちは、人を豊かにさせる言葉なんだなぁ…って。
周りの誰かに言われて、嫌な気持ちになる人はいないと思いますよね。
人は、支えあって生きてるんですよね。
守ってくれるミン・ギソのような人が傍にいて欲しいなぁ…って思いました(笑)
私の今年1番のドラマかも…
特典映像も楽しい!!おすすめ度
★★★★★
お話はもちろん、いうことはありません。
数多くの韓国ドラマを観てきましたが『買って、手元で何回も見たい…』と思ったのは少ないし、これは十分に価値があります。
中でも特典映像にソ・シネちゃんの日常生活の映像がかなり時間が割かれています。自宅での姿やせりふを覚える様子、仕事に入るまでの様子…などなど。これもまたとっても可愛いし、ここまで映すの??ってくらいプライバシーに入り込んでいます。これからどんどん楽しみな女優?さんだけに、これだけでもBOXを買う価値があると思います。
最高のハートフルドラマです。
おすすめ度 ★★★★★
島と医療ということで「韓国版ドクター・コトー?」という感じで進むのかなと思いきや,心を閉ざした優秀な医師ミン・ギソ(チャン・ヒョク)と,エイズに冒された娘ポム(ソ・シネ)と強く生きるシングルマザーのイ・ヨンシン(コン・ヒョジン)が,互いにとって奇跡となってゆく物語で,8歳の少女ポムの視点で見つめた世の中を,温かく描いた良質のドラマです。
HIV感染というと重くなりそうなテーマですが,制作陣やキャストが重さを感じさせないドラマ作りで,韓ドラ特有のすれ違いや,三角関係も組み込んであるのですが,結局は誰も傷つかず,ふんわかとハートフルに楽しめます。
ドラマの内容はさておいて,とかく韓ドラには喫煙のシーンが使われることが多いですね。嫌煙家には「またかいな」と演出に疑問をもつことがあります。劇中でギソajyossiも何度かタバコを手にするシーンがありますが,結局一度も吸っていないのではないでしょうか。うれしいです。
ポム役のソ・シネは,最初は「えっ!なにっ!」って感じでしたが,回を重ねる毎に上手く,可愛くなりましたね。ちょっとぽっちゃりしていますが,これからどんなタイプの女優さんに育っていくのか,このドラマだけの存在なのか,見守っていきたいと思います。
そして何といってもドラマを優しく包んでくれたのが脇役たちです。ミスター・リを演じたシン・グssi,ヨンウおばあちゃんを演じたユ・ミノssi,どちらが欠けてもこのドラマの面白さは半減したと思います。
薀蓄:ポムとは春の意味で暖かさが伝わる名前ですね。ドラマの中で“POM”のことを“POMA”とか “POMI”とか呼んでいますが,韓国語では名前の語尾に“A”や“YA”を付けて,日本語の「〜ちゃん」のような愛称的に呼ぶことがあります。また“I”という語尾はそれ自体に人を意味するニュアンスがあります。チャングムのことも韓国人はチャングミと呼んでいました。