出演者のレベルの高さには脱帽おすすめ度
★★★★☆
ストーリーももちろんよかったのですが、それ以上に感じたのは出演者たちのレベルの高さです。手話とセリフを同時進行でしなければいけないのは大変な苦労があったと思います。特に、柴咲コウ、白石美帆それから妻夫木聡は喧嘩のシーンなども多かったので凄く大変だったと思います。NGもかなり多かったのかな?と思いながら見ていました。柴咲コウはしゃべれない設定で特に大変だったと思います。ドラマ全体でもナレーションを除いたら3回くらいしかセリフが無かったと思います。最期のセリフもかなりうまかったです。
本作品に作品に出演した俳優陣には今後の日本の俳優業界を引っ張っていって欲しいです。
上出来
おすすめ度 ★★★★★
全般的に言うと初心者向けだと思います
。値段の割には上出来。
ご参考になれば幸いです。大変お勧めですよ!!
概要
人生の岐路に立つ5人の大学4年生たちが織りなす甘くせつないオレンジな日々をつづった青春グラフィティ。
就職活動に苦戦中の櫂(妻夫木聡)は、はじめから就職する気のない翔平(成宮寛貴)やすでに内定をもらっている啓太(瑛太)らと最後のキャンパスライフを送っている。構内でバイオリンを弾く沙絵(柴咲コウ)に一目惚れした奥手の啓太は、プレイボーイの翔平に頼んでデートをセッティングしてもらうのだが、沙絵が聾唖者だと知らされて逃げ出してしまう。櫂は仕方なくその代役として沙絵とデートすることになる。
同じく北川悦吏子脚本作である『愛していると言ってくれ』のセルフパロディ的な要素も随所に見られるが、物語はむしろ平凡な若者たちの群像劇的な趣が強い。ヴァイオリニストとしての将来を期待されながら病気で聴力を失ってしまい、その道を閉ざされてしまってからは何につけても頑になってしまう沙絵。そんな薄幸のヒロイン像からは想像できないような、沙絵が使う手話には下品な言葉や挑発的な発言が盛りだくさんでちょっとビックリだが、プライドの高さはそのままにわがままで勝気という沙絵のキャラクターは、そのギャップゆえに櫂に心を開いていく過程ではいっそうチャーミングに映る。(麻生結一)