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森 達也
おすすめ度:★★★★★
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「死」との距離感
おすすめ度 ★★★★☆

森さんの最新刊は、雑誌「月刊J-novel」に連載されたエッセイ・評論を集めた一冊です。それぞれの文章の初出は2004年秋から2006年末まで。と言っても、ぼくはこの雑誌については知らなかったので、はじめて読むものばかり。

本の大きなテーマは「死」。もともとはタイトルも『メメント・モリ』というものだったようです。ほんとうに、おっきなテーマです。とは言っても、それぞれの文章は真正面から「死」をあつかっているわけではありません。だから、あんまり肩に力を込めて読む必要もありません。要するに、森さんのいつもの文章です。

とくに印象深かったのは、「池田くんとの思い出」という文章。中学時代の友人である池田くんは、大学に入ると自殺してしまう。その池田くんの遺書のようなノートが残されていて、そこには「森が羨ましい」という一文が書き記されていた、とのこと。

一般には、オウムやメディアに対する発言が多くあるので、「社会的な」監督・物書きの一人とされる森さんだけど、たまに出てくるひどく個人的なお話(例えば池田くんの思い出やペットのこと)が、ぼくには面白く感じました。それに、そういった個人的なものごとにこそ、この本のテーマである「死」は合っているようにも思ったのです。

だから、欲を言えば、そういった森さんのより個人的なものごとのことなんかを、もっともっと読みたかったです。



待ってました
おすすめ度 ★★★★★

月刊ジェイノベルの連載がやっとのことで単行本ですよ。
正直待ちくたびれましたよ。
この他にも東京FMの森の朝ごはんの単行本もまだまだとヤキモキしてます。
森達也の書籍はハズレなしっす。



素晴らしい出来栄え
おすすめ度 ★★★★★

わたくしめもついに買いましたよ 。他の方がコメントされているとおり、
感動やドキドキ感を手元に置いて、私同様に何時でも手に取って思い返して頂きたいと願います。



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